社会問題化しつつある”踏み間違い事故”を防止できるシステム
ここ数年で、昔に比べて深刻な社会問題となっている交通事故がある。それが「ペダルの踏み間違い」が引き起こす暴走事故だ。2019年に発生した、東京豊島区で起きた悲惨な踏み間違い事故では、死亡者2名、負傷者9名という被害者を出し、この事故をきっかけに高齢者ドライバーの免許返納などの動きが活発化したという。しかし、先日もまた大阪で、死亡者を出してしまった、「踏み間違い」がキッカケの悲惨な事故が発生している。
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一口に「免許返納」とは言っても現実問題、クルマがなくてはならない地域は日本中に数多とあり、むしろクルマが必須という地域のほうが多いだろう。「頼れる人がいない」「交通が発達してない」など、さまざまな事情によりクルマに乗る高齢者ドライバーは数多いのだ。
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高齢者ドライバーも「危険なのはわかってはいるけどクルマがないと生きていけない」という声は実際に多く聞こえる。かと言って、「先進安全装備」のついた最新のクルマを購入するというのもかなり壁が高く、装備の使い方や効果などを覚えるのはもっと大変だろう。
要するに「踏み間違え」を防げて「安価」で「簡単」という画期的なシステムがあればいいわけだ。