ルーフテントが載せられるか否かがアドバンテージになるかも?
2)スバル・レガシィアウトバック
日本では2021年10月から販売がスタートした新型レガシィアウトバック。その歴史を紐解けば、2代目レガシィツーリングワゴンをベースに最低地上高をアップさせ、SUV風のバンパーを備えた「レガシィグランドワゴン」が始まりで、ステーションワゴンとSUVのクロスオーバーモデルとして長い歴史を誇る1台だ。
残念ながら日本国内では通常のレガシィ(セダン&ツーリングワゴン)の販売はなされていないが、SUVスタイルのアウトバックに関しては、遅ればせながら日本での販売がスタートしたというワケである。
スバル独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDで、2WDの雰囲気クロスオーバーSUVとは一線を画す本格的な走破性を持つアウトバックは、アウトドアレジャーにもピッタリだが、「X-BREAK EX」に標準装備されるラダータイプのルーフレールは耐荷重100kgを誇っており、市販のルーフテントを装着することができるのだ。
地面にテントを設置するとゴツゴツした地面の影響を受けてしまうことも多いが、ルーフ上のテントであればそういった問題を気にすることなくゆっくり休むことができるのである。
3)スズキ・ハスラー
無骨さと可愛らしさが同居するハスラーは、ジムニーほど本気過ぎない乗用車的な乗り味と、使い勝手のよい5ドアボディで高い人気を誇るモデルのひとつ。そのルックスはもとより一般的な軽乗用車に比べて高められた最低地上高と大径タイヤで、アウトドアレジャーとの親和性も高いモデルとなっている。
そのため、アウトドアレジャーの現場に存在するだけで絵になるハスラーであるが、ディーラーで購入することができる純正アクセサリーの中にカータープやカーテン&タープキット、車中泊にもピッタリのリラックスクッションといったアイテムが用意されているのだ。
カータープは老舗アウトドアブランドの「ogawa」とのコラボレーションアイテムで、ルーフサイドやバックドアに取り付けができるもの。一方のカーテン&タープキットは、リヤゲートに装着することで、人目を気にせず着替えなどができる個室に早変わりするというものだ。
そのほか、ルーフ上にキャリアなどを固定するベースキットも用意されているので、軽乗用車とはいえかなりのアイテムを積載することもできるという点も嬉しいポイントと言えるだろう。