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こんなに遅かった? ガソリン消費まで増えた? クルマが古くなると「元気」までなくなる理由とその対策 (2/2ページ)

こんなに遅かった? ガソリン消費まで増えた? クルマが古くなると「元気」までなくなる理由とその対策

この記事をまとめると

■クルマは徐々にパワーが落ちてくる

■理由は各部の劣化・消耗の積み重ね

■燃費があからさまに落ちてくるということは少ない

徐々に元気がなくなってくるのはなぜ!?

 このところクルマの寿命が延びている。

 自動車検査登録情報協会の資料によると、令和2年3月末の乗用車(軽自動車を除く)の平均使用年数は13.51年だったそうだ。

 とはいえ、年数が経ったクルマは徐々に各部がくたびれてきて、なんとなく元気がなくなってくるもの。

 新車時にあったあのパンチ力はどうして失われていくのだろう?

 理由は各部の劣化・消耗の積み重ねというしかないが、下記のようなことが考えられる。

・各部のベアリングの劣化による、フリクションの増加

・カーボンやスラッジの堆積

・点火プラグ、点火コイルの劣化

・タイミングベルトの伸び バルブタイミングのずれ

・バルブシート、バルブガイドの消耗

・水垢などによるウォーターポンプの負担、腐食摩耗

・ピストンリンクの状態悪化 → 圧縮落ち

・クランクシャフトの曲がり

・エアクリーナーの汚れ、オイルフィルターの汚れ、燃料フィルターの汚れ

・O2センサーなどセンサー類の劣化

・ハーネス類の劣化

・ガスケット、シール類の劣化

・タービンの軸受けのガタ

・各部のゆるみ、etc.

 といったことの複合要素で、パワーは徐々に落ちていく。

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