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溝があっても使えない場合も! スタッドレスタイヤの「まだイケる」と「ダメ」なラインの見分け方 (1/2ページ)

溝があっても使えない場合も! スタッドレスタイヤの「まだイケる」と「ダメ」なラインの見分け方

この記事をまとめると

■そろそろスタッドレスタイヤに履き替える時期

■手持ちのタイヤが使えるのか、交換時期なのかは、安全のためにも正確に見極めるべきだ

■この記事では3つの判断基準について解説する

摩耗、鮮度、ゴムの劣化の3点で判断できる

 冬本番を迎えるにあたって、気になるのはスタッドレスタイヤの寿命。手持ちのスタッドレスタイヤが今シーズンも使えるのか、それとも交換時期なのかは、次の3点で判断しよう。

1) 摩耗(溝)
2) 鮮度
3) ゴムの劣化(ひび割れ、硬化)

 摩耗については、新品時から50%摩耗すると、氷雪路でのグリップ性能が大きく低下して、冬用タイヤとしては寿命を迎える。

 スタッドレスタイヤには、溝の部分に50%摩耗の目安を知らせるプラットホームと呼ばれる突起がある(夏タイヤにもある、残り溝1.6mmを知らせるスリップサインとは別)。このプラットホームの高さまで摩耗したら交換のタイミングだ。

 ウインターシーズンだけの装着でも、15000kmも走ればこの50%摩耗になるのが普通。

 ちなみにブリヂストンのHPには、「100円玉を用意して、「100」の文字がタイヤに直角になるように溝に差し込みます。この時に「1」が見えたら残り溝は約5mmですので、そろそろタイヤ交換の時期と考えてよいでしょう」と、100円玉を使った残り溝のチェック法も紹介されていた。

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