世界初となるフリーストップバックドアを装備
装備関係では世界初となる、途中の位置でバックドアを保持できる“フリーストップバックドア”や、クラス初となる2列目キャプテンシートにオットマンとシートヒーターを設定、さらにトヨタ初として、パワーバックドアの開閉スイッチを車両側面に配置、さらにはトヨタブランド初採用となる、スマートフォンアプリを操作することで、遠隔操作にて駐車や出庫が行えるリモート機能など、新装備も加わり、装備内容もさらに充実している。
また、最近登場したトヨタの新型車同様にディスプレイオーディオが装備されるのだが、トヨタブランドとしては初採用となる次世代ディスプレイオーディオ/T-Connectが新設定されている。後席ディスプレイサイズは現行型比1.4倍となる14型となっている。
ミニバンでは気になるシートアレンジでは、7名、8名乗りともに2列目シートが超ロングスライド量となったほか、現行比で+36mmとなったウォークスルー幅、折りたたむ必要なく常時サイドテーブルが使えるなど利便性が向上している。
※写真は現行型
ボディカラーは有償色も含め、シリーズ全体ではメタルストリームメタリック、マッシブグレー。アティチュードブラックマイカ、スティールブロンドメタリック、レッドマイカメタリック、グリッターブラックガラスフレーク、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン、ホワイトパールクリスタルシャインが設定されている。
ライバルのセレナもすでに一部グレードが3ナンバーサイズとなっている。ノア&ヴォクシートータルではクラストップの販売台数を誇っており、このノア&ヴォクシーが本格3ナンバーとなったなか、セレナやステップワゴンもそう遠くない時期にフルモデルチェンジを迎える予定。ライバルも追随して本格3ナンバーサイズになるかも含め、販売競争の激しいクラスだけに、今後の動きが気になるところである。