この記事をまとめると
■「ADVAN」から「ADVAN Sport V107」と「ADVAN NEOVA AD09」を新発売
■「BluEarth」から「BluEarth-RV RV03」と「BluEarth-RV RV03CK」を新発売
■2022年2月より順次発売され2022年末までにサイズも拡大予定
プレミアムカーにも採用される「ADVAN」新作が9年ぶりに登場
100年以上の歴史を誇る横浜ゴムは、日本で初めてコードタイヤを発売し、また、いち早くラジアルタイヤの時代が来ることを予見して開発を進めるなど、いつの時代も日本のタイヤの未来を切り開いてきた。
なかでも「ADVAN」は、日本で初めてのスポーツラジアルタイヤというジャンルを切り開き、走りに主眼を置いた性能を追求するブランドとして誕生し、以来、モータースポーツでの活躍や世界有数のプレミアムブランドへの新車装着などにより、多くの人々から支持されている。
ADVANブランドサイト
その一方で横浜ゴムは、「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマにした低燃費タイヤブランド「BluEarth」も展開するなど、次世代を見越した製品もラインアップする環境意識の高い企業としても認識されている。
そしてこの度、「アドバン」から「ADVAN Sport V107」と「ADVAN NEOVA AD09」、「BluEarth」から「BluEarth-RV RV03」と「BluEarth-RV RV03CK」というニュータイヤが発売される。
1)ADVAN Sport V107
まずは「アドバン」ブランドに新たにラインアップされることになった「ADVAN Sport V107」。「ADVAN Sport V107」は、「ADVAN Sport V105」の後継モデルとして9年ぶりに発売されるグローバルフラッグシップ・ウルトラハイパフォーマンスタイヤだ。
「ADVAN Sport V105」のコンセプトである”運動性能、快適性、安全性の高次元でのバランス”を踏襲しながら、従来品を凌ぐ操縦安定性とドライ・ウエット性能を実現。ドライ性能に優れるアウト側とウエット性能に優れるイン側という異なる性能の専用非対称トレッドパターンと新コンパウンドが、ドライ・ウエットという両方の路面で強力なグリップを発揮してくれる。
さらに、最先端技術の「マトリックス・ボディプライ」を継承しつつ、市販用としては初となる高剛性のアラミド繊維を採用したパワークラウンベルト専用構造や、5列リブのひとつひとつにRを施した新改良の「マウンド・プロファイル」の採用により、高速領域での操縦安定性と快適性を飛躍的に高めているのが特徴だ。
サイドウォールにはスタイリッシュなダークデザインを新採用し、グローバルフラッグシップタイヤに相応しいロゴ視認性と高級感が演出されているのもポイントだ。なお、SUV用サイズには「SUV」マークも打刻される。
「ADVAN Sport V107」は、世界一過酷なサーキットといわれるニュルブルクリンクでテストが繰り返され、市販用に先行してすでに昨年よりメルセデスAMGやBMW Mなどに純正採用されており、その信頼性の高さも折り紙付きだ。
「ADVAN Sport V107」は、2022年3月より順次発売。サイズは305/35R23 111Y XL〜225/40ZR18 92Y XLの30サイズをまずはラインアップし、2022年末までには新車装着用を含めて約80サイズまでラインアップを拡大していく。価格はオープンプライスとなる。