使われない4つのひらがなは? 欠番は何番? アルファベットの意味は? 最新ナンバープレート豆知識 (2/2ページ)

アルファベットはA、C、F、H、K、L、M、P、X、Yのみ

分類番号にアルファベット?

 地域名(使用の本拠地)のとなりにある三桁の数字=分類番号にアルファベットが導入されはじめている。

 これは希望ナンバーの不足にともない2018年からはじまったもので、例えば「品川 330」だったのが、「品川 30A」といった表記になる。

 使用されるアルファベットは、誤認しにくいA、C、F、H、K、L、M、P、X、Yの10文字だけで、分類番号の下2桁に使用可能。

 現在使用しているアラビア数字の「分類番号」が払底した陸運支局(地域名)から、順次ローマ字を導入することになっている。

欠番

 四桁のナンバーの数字は、希望ナンバーでない限り、「・・・1」から「99-99」まで、行政手続きされた順番に運輸支局で指定される。

 ただし、末尾が「42」「49」となる番号は除外。縁起が悪いというのがその理由らしい……。

 もっとも、1999年以降、希望ナンバーであれば、「42」も「49」も使用可能(報道資料用の「サンプルナンバー」では、「42-49」が定番だったりする!?)。

おまけ

 ライトを点灯するとナンバープレートの文字が発光する「光るナンバープレート」。

 ファッション的には賛否両論あるが、正しい表記は「字光式ナンバープレート」。「自光式」と書かれていることもあるが、一応正式には「字光式」。

 1970年代に北海道で導入されたのが最初で、降雪時にナンバーの視認性を向上させるのが目的だった。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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