この記事をまとめると
■クルマのナンバープレートは、希望ナンバー制度の導入からより身近になった
■一方でまだあまり知られていないこともある
■この記事ではナンバープレートに関する豆知識を紹介する
レンタカーには「わ」だけでなく「れ」も!
希望ナンバー制度が導入されて、より身近に、よりこだわりがみられるようになったナンバープレート。一方でまだまだ知られていないこともあるので、そんなナンバープレートに関する豆知識をいくつか紹介しておこう。
ひらがなのハナシ
まずは希望ナンバーでも選ぶことが出来ない「ひらがな」のハナシ。ナンバープレートのひらがなは、事業用の判別文字になっている。
自家用車の場合、普通車は「さ」からはじまり、「さすせそ」「たちつてと」「なにぬねの」「はひふほ」「まみむめも」「やゆ」「らりるろ」の順に使われる。
事業用自動車は、「あいうえ」「かきくけこ」「を」。
レンタカー等貸渡自動車は「わ」が基本で、沖縄などレンタカーが多い地区は「れ」も使われる。
時々見かける「E」「H」「K」「M」「T」「Y」「よ」は、駐留軍人、軍属私用などクルマだ。
使われない4つのひらがな
ひらがな46文字のうち、「お」「し」「へ」「ん」の4文字は、ナンバープレートに使われることはない。
「お」 → 「あ」、「す」、「む」と誤認しやすく、「を」と発音が似ているため
「し」 → 「死」を連想させ、クルマには縁起が悪い
「へ」 → 「屁」を連想させるため
「ん」 → 発音しづらいため
余談だが、クルマのCMに登場する車両には、「ん」を使ったダミーのナンバープレートがついていることがあるので、チェックしてみよう。