クルマの運転にも地域ごとにドメスティックなルールがある
それ以降はアメリカではエマージェンシーブレーキは使わないでクルマを運転していたので、日本に帰国してからしばらくはパーキングブレーキを忘れてしまい、逆に同乗者から「危ないじゃないですか」と言われることがある。
筆者はアメリカではレンタカーを運転していることもあり、足踏み式エマージェンシーブレーキ仕様車の運転が多く、アメリカでの電子制御式パーキングブレーキの様子(自動的に解除したりするのか、あくまで任意操作となっているのか)が確認できていない。
今後、海外渡航が本格的に緩和され、アメリカへ行った時にはぜひ電子制御式エマージェンシーブレーキの作動状況を確認したいと考えている。
右か左かというステアリングの位置の違いはあるが、クルマ自体の基本的操作は万国共通かと思っていたが、やはりドメスティック(地域限定)ルールというものは存在するだとつくづく感じたひとコマであった。
我流ながら、32年ほど前の大学生の時に初めてアメリカでクルマを運転し、いまも毎年数回、チョロチョロと運転してきているが、新たなドメスティックルールに触れると、なんだかワクワクしてしまう。