アメリカは「パーキングブレーキ」を使わない? 機能は同じでも「万国共通」じゃないドメスティックルール (2/2ページ)

クルマの運転にも地域ごとにドメスティックなルールがある

 それ以降はアメリカではエマージェンシーブレーキは使わないでクルマを運転していたので、日本に帰国してからしばらくはパーキングブレーキを忘れてしまい、逆に同乗者から「危ないじゃないですか」と言われることがある。

 筆者はアメリカではレンタカーを運転していることもあり、足踏み式エマージェンシーブレーキ仕様車の運転が多く、アメリカでの電子制御式パーキングブレーキの様子(自動的に解除したりするのか、あくまで任意操作となっているのか)が確認できていない。

 今後、海外渡航が本格的に緩和され、アメリカへ行った時にはぜひ電子制御式エマージェンシーブレーキの作動状況を確認したいと考えている。

 右か左かというステアリングの位置の違いはあるが、クルマ自体の基本的操作は万国共通かと思っていたが、やはりドメスティック(地域限定)ルールというものは存在するだとつくづく感じたひとコマであった。

 我流ながら、32年ほど前の大学生の時に初めてアメリカでクルマを運転し、いまも毎年数回、チョロチョロと運転してきているが、新たなドメスティックルールに触れると、なんだかワクワクしてしまう。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

-

愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

新着情報