雪道ではクルマへのダメージ不可避! ズタボロにならないためには「走った後」の対策だけじゃなく「走る前」も大切だった (2/2ページ)

下まわりの洗浄ができるガソリンスタンドも

 事前の対策としてはまず、下まわりにぶつけたりした跡がないかを見て、塗装まで剥がれているようならサビを落としたうえでシャシーブラックなどを塗っておく。ただしこれだけでは全体の予防にはならないので、気になるようなら塩害からガッチリと守ってくれる専用のアンダーコート剤をシーズン前に吹いておくといい。

 ただし、効果が高いものの、費用も高くて10万円ぐらいかかるので、この点は考えものだろう。あまり雪道を走らないクルマはなおさらだ。その際はボディに使う撥水系のコーティング剤をフロア全体にかけておくといい。

 最近は濡れたボディにそのままスプレーすれば完了というタイプが増えていて、これを使えば手間もかけずに簡単に撥水皮膜が作れるので、完全ではないにしてもダメージを減らすことができる。

 事後の対策としては雪国であれば定期的に。レジャーなどの場合は帰ってきたら洗車のついでに下まわりを洗ってやるのが1番。ホースを突っ込んで、水をかけてやればいいだけなのだが、寒かったり冷たかったりする場合は、ガソリンスタンドなどの洗車機に下まわり洗浄メニューが用意されているタイプがあるので、それを利用するといいだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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