SNS上にもさまざまなクルマ系のグループがある
3つ目は、こんなご時世なのでSNSを活用すること。自分が投稿するだけだとなかなかリアルな出会いにはつながらないかもしれませんが、SNS上にはたくさんのクルマ系のグループがあり、活動内容が公開されていて誰でもウエルカムというグループも多いです。なんでもアリのオールマイティー系から、イタリア車・フランス車といった輸入車系、GT-Rやコペンなど車種別までさまざま。そうしたなかから、まずは自分の好みに合うところを探して、アクセスしてみましょう。できれば、定期的にオフ会やツーリングなど、リアルなイベントをやっているところがいいですね。
4つ目は、クルマやドライブが主体の社会人サークルに入ってみること。社会人サークルとは、学生サークルの延長のような感覚で、飲み会やBBQなどいろんな集まりに参加できたり、普段からコミュニケーションを取って楽しむことができるところです。なかなかクルマ専門というところは少ないですが、イベントの1つとしてドライブや、モーターショーなどクルマのイベントにみんなで行ったりすることをしている社会人サークルはけっこうあります。地域ごとのサークルもあれば、いろんな地域からいろんな年代の人が集まるサークルまでさまざま。まずはお試しの気持ちで入部してみて、そのうち慣れてきたら自分からドライブ企画を出してみたり、クルマ好きの人を見つけて個別に仲良くなったりするのもいいと思います。
5つ目は、自分自身がちょっとこだわりの愛車や、珍しいカスタムをしていたりするなら、そうした濃いクルマが集まるパーキングなどへ自ら出かけてみるのも1つの手。東は大黒PA、西は芦有ドライブウェイなどと言われる「オフ会の聖地」が、皆さんのお住まいの地域にも1箇所くらいはありませんか? 土曜日の夜などにぶらりとそうした聖地を尋ねると、同じようにぶらりと1人で来ている男性もたくさん見かけます。自分から待っているだけでは何も始まらないかもしれませんが、気になるクルマや人を見かけたら、勇気を出して自分から「そのホイール素敵ですね」など、なんでもいいのできっかけを見つけて話しかけてみると、意外や相手も気さくに話してくれるということが多いものです。こういう場所では、1人と仲良くなると芋づる式にもう1人、また1人とどんどん繋がりが増えていくので、まずは最初の第一声をがんばってみましょう。そこからよくツーリングするようになり、カップルになって結婚したという話もたくさんあります。
ということで、クルマ好き女子は今も昔もマイナーではありますが、決して男性から見るとイヤな感じではありません。周囲に話が合う人がいないからと弱気にならず、周囲にいないならたくさんいる場所に自分から飛び込むのみ。最初の一歩が、豊かで楽しい人生につながるのではないでしょうか。ぜひ自信を持ってトライしてみてくださいね。