設定を変えるだけで良くなることも
3)しっかりと固定する
音が悪くなるのは、まわりが一緒に振動するというのもある。簡単に言ってしまえば、ボディパネルや内張りもビリビリとしている状態。クルマの場合はある程度仕方がないが、できるだけしっかりと固定するとよくなる。まず簡単なのは固定するためのバッフルと呼ばれる枠で、これを介して取り付けるだけで振動を減らすことが可能だ。スピーカーのサイズ別に汎用品が用意されている。
4)制振や遮音をする
周囲が一緒に震えるのも、ある程度ならじつはDIYで簡単にできる。たとえばドアのスピーカーなら、内張りを外して、内側に制振シートやパッドを貼り込んで抑えてやる。汎用キットだけでなく、最近は車種別でも用意されていて、貼る場所も指示されているのでわかりやすい。
5)音質や音量を調節してみる
新車時からの設定でそのままということも多いのが、音の設定。低音、高音だけでなく、前後左右のスピーカーから出る音量の調整などができるし、高級なタイプでなくても「ボーカル優先」「ライブ」「クラシック」といった、モードが用意されていることもある。実際に聞きながら細かく調整してやるといい。