この記事をまとめると
■クルマのなかにはメディアやクルマ好きが発売前から注目するモデルもある
■そうしたモデルのなかには発売後の評価が高いにも関わらず売れないクルマが存在する
■最近登場したなかからそうしたモデル3台を紹介する
各メディアが騒ぎまくったわりには売れてないモデルたち
登場前の前評判が高く期待されていたモデルや、登場後のメディアの評判も上々だったのにもかかわらず、意外にもそこまでの販売台数になっていない、という不遇のモデルたち。
今回は、そんな登場前は騒がれたものの、いざフタを開けてみたらそこまで売れていないというモデルたちをピックアップしてご紹介しよう。
1)トヨタGRスープラ
2019年に17年ぶりの復活を果たしたスープラ。販売が開始される1年前からティザーをスタートさせ、多くのユーザーが期待を抱いて登場を待ち望んでいた1台だった。
販売をスタートしたときに設定された「マットストームグレーメタリック」のボディカラーを持つモデルは限定24台ということで予約が殺到し、トップグレードの6気筒モデルも2019年モデルは即完売という好調な出だしとなったのだが、現在は月別販売台数は二桁が続いている。
これはそもそももっとも安いグレードでも500万円近い価格のスポーツカー自体がそこまでの台数が売れる車両ではないという点と、毎年のようにリリースされる台数限定の特別仕様車を狙うユーザーが多いことが、通常月の販売台数が少なくなっている要因かもしれない。