この記事をまとめると
■新型スバルWRX S4の日本仕様が発表された
■アグレッシブなエクステリアに2.4リッター直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載
■4グレードを設定し、価格は400万4000〜477万4000円
アグレッシブなスタイルに走りの気分が盛り上がる
北米仕様の発表から遅れること2ヶ月。ついにスバルのスポーツセダンWRX S4がフルモデルチェンジし、日本仕様の姿が公開された。
エクステリアは、デザインフィロソフィ「DYNAMIC x SOLID」をさらに進化させた「BOLDER」をWRX S4のキャラクターに適応させたもの。ヘキサゴングリルを起点に、ワイド&ローを強調したフロントバンパーや力強く張り出したフェンダーなどがアグレッシブな走りを期待させるフロントビュー、大胆な前傾姿勢を表現したサイドビュー、レーシングカーを彷彿とさせる力強い形状のリヤバンパーによって「WRXならではのパフォーマンス」を視覚的に表現したリヤビューにより、「走りへの期待を駆り立て、あらゆるシーンでのパフォーマンスを感じられる」デザインを実現したという。
ボディカラーには、WRX S4ならではの世界観を表現する「ソーラーオレンジ・パール」や「サファイアブルー・パール」、「イグニッションレッド」、「セラミックホワイト」などが新たに設定されている。
従来型から排気量を400cc拡大した2.4リッター直噴ターボ“DIT”エンジンは、275馬力。低速域から力強いトルクを発生させるとともにリニアなトルクの立ち上がりによる力強い加速をもたらし、市街地等の日常から、ワインディングロードや高速道路の非日常まで、あらゆるシーンで走りの愉しさを提供してくれる。
このエンジンにはスバルパフォーマンストランスミッションが組み合わされる。従来のスポーツリニアトロニックからレシオカバレージを拡大して加速性能を高め、振動と騒音の低減により、動的質感の向上させ流とともに、新開発の変速制御を採用し、滑らかな加速と、リニアなレスポンスを実現。また、8速マニュアルモードが採用されていることもクルマ好きにはうれしいポイントだ。
また、「スバルグローバルプラットフォーム」と「フルインナーフレーム構造」の採用により、ドライバーの意思に忠実なハンドリングと快適な乗り心地が提供されることもトピックで、思いのままに運転する愉しさとともに、クルマに乗るすべての人が快適に過ごせる上質な走りが実現している。