この記事をまとめると
■カーラッピングは塗装よりも簡単にボディ色を変更ができるため人気
■DIYで剥がすことは意外と大変ではあるが、コツと根気さえあれば可能だ
■カーラッピングの剥がし方を詳しく解説する
塗装が一緒に剥がれてしまうリスクも
塗装するよりも簡単にクルマのボディの色を変更することができる、剥がせば元通りになる、気軽に別の色を試せるということで、近年人気のカーラッピング。
ボディ全体をラッピングするフルラッピングから、ルーフだけ、ボンネットだけといったパートラッピングまで、大小さまざまな施工があるが、カーラッピングの平均寿命は約3年といわれている。
いずれにせよ、一度貼ったラッピングは、いずれ剥がす必要があるわけだが、剥がす作業はDIYでもできるのだろうか。
貼るのはともかく、剥がすのは簡単というイメージがあるカーラッピングだが、じつは意外に面倒で、業者に頼む場合も、自社で施行(貼り付け)したクルマ以外はお断りという例が多い(有料工賃)。
というのも、元の塗装が悪ければ、剥がすときに塗装の一部が剥がれてしまうリスクがあるからだ。とくに事故などで再塗装しているクルマは要注意。
また、他社で作業したクルマはラッピングフィルムの種類が違い、データがないというのも敬遠される理由のひとつ。
ただし、カーラッピング専用のフィルムなら、剥がすときのことを考えて、再剥離性が考えられているので、コツと根気があれば、剥がす作業は自分でもできる。