左に寄せたら車体を真っ直ぐに!
4) 左側に寄せて車体を真っ直ぐにする
すれ違うためにクルマを左に寄せるとき、タイミングが遅れると車体が斜めになって止まることがある。これはけっこう最悪なので、対向車を見かけたら早めに、そして緩やかに左に寄せて、車体を真っ直ぐにして徐行、もしくは停車する。
5) ドアミラーを畳む
最近のクルマはドアミラーが大型化しているので、これを畳むと左右で10cm以上はスペースが稼げるはず。狭い道ではこの10cmがけっこう貴重だったりするので、このひと手間を惜しまないのが大事。すれ違い後に、畳んだドアミラーを元に戻しておくのも忘れずに。
6) 左側のタイヤの位置を把握しておく
これは普段からの練習を要するが、クルマを目一杯左側に寄せるには、愛車の左タイヤの位置を掴んでおく必要がある。
車種やドライビングポジションによっても異なるが、セダンなどボンネットのあるクルマなら、ボンネットの中心のラインと、道端(左)の白線(路側帯など)が重なって見えれば、左側のタイヤもほぼ白線まで寄っていると思っていい(右ハンドル車)。
これは安全な場所で、できれば見守ってくれる助手をつけてやると効果的。
日本の道は元々狭いし、3ナンバー=全幅:1701mm以上、実際は1800mm以上のクルマも増えているので、自分のクルマの車体感覚を磨き、いいタイミング、いい場所ですれ違えるよう、早めに行動することで、すれ違いの苦手意識を克服できるよう努力しよう。