なんとMTが半数を占めたクルマもあった! いまじゃ絶滅危惧種のMTで乗れたSUV5選 (2/2ページ)

さすがのMT搭載のSUVだけに個性派が勢揃い

3)スバル・フォレスター

 初代はもともと、インプレッサの後継として開発されたとされるだけに、MTの設定があったのは当然としても、その後も継続されて採用し、4代目までラインアップしていた。

 最終的に2018年まで存在していたのはさすがスバルと言ったところだ。

4)三菱RVR

 今やスタイリッシュSUVといった趣だが、初代は1991年に登場したSUVの先駆け的な存在。古すぎる感はあるものの、あえて紹介する理由はMTグレードの率で、なんと半分ぐらいとなっている。

 昔はMTが当たり前だったのにと嘆く声も聞かれるが、ここまで多いと納得できるというものだ。

5)ホンダCR-V

 今やサイズも大きく、プレミアム感すら漂ってくるが、1995年に登場した初代は乗車ベースのライトSUVといった趣だった。

 面白いのは当初はATのみの2グレードのみで、1998年のマイナーチェンジでMTを追加していること。さらに2001年に登場した2代目でも同じパターンを繰り返している。

6)スズキX-90

 最後に紹介するのが、1995年に登場したユニークなSUV、スズキのX-90だ。2シーター2ドアクーペスタイルは丸みを帯びたもので、ルーフは脱着が可能というじつに個性的なスタイルをしていた。

 しかも4速ATだけでなく、5速MTを選ぶことができたのは驚きですらある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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