これが日本初導入の北欧製の電気自動車だ! ボルボがC40 Rechargeを発表 (2/2ページ)

最新技術も多く取り入れられている

 また、C40 Rechargeには、Googleと共同開発したAndroid OSをベースにした新しいインフォテイメント・システムを搭載したデジタル・サービスを導入するとのこと。このデジタル・サービスには、Google のアプリとサービス、Volvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)、ワイヤレス・スマートフォン・チャージへのアクセス、およびサービスを実行するために必要なすべてのデータ通信が含まれており、これらの機能は新車から4年間、無償提供される。

 Google のアプリとサービスでは、Google アシスタントを使うことにより、ドライバーは運転に集中したまま、音声で様々な機能をコントロールすることが可能だ。温度調節、目的地の設定、音楽やポッドキャストの再生、その他のGoogle アシスタント対応デバイスの操作まで、ドライバーはハンドルから手を離さずに、直感的に行うことができるとのことだ。

C40 Recharge Twinには、前輪と後輪に1つずつ搭載された2基の電気モーターにより、最高出力300kW/660Nm を発生するAWD パワートレーンを採用し、駆動用リチウムイオンバッテリーの総電力量は78kWh。航続距離は約485km(WLTC:一充電走行距離、国土交通省申請値)を予定しているとのこと。

充電に関しては、普通充電:AC200V(Type1)11kWまで/急速充電:DC(CHAdeMO)150kWまで対応しており、150kW急速充電器を使用時は、約40分で80%まで充電ができる。

また、C40 Rechargeは車両に搭載された通信モジュールにより、ソフトウェアのアップデートをオンラインで実施することも可能となり、工場から出荷された後も、時間の経過とともに車両の様々な機能がアップデート可能というのも先進的な装備だ。

 なお、ワンペダルドライブ機能や、外気温が低い時、周囲の空気またはバッテリーから熱エネルギーを得て、このエネルギーを放出することでキャビンを暖めるというヒートポンプ機能も備える。

 ヘッドライトには新しいピクセルLEDヘッドライトテクノロジーを導入しており、各ヘッドライトユニットに84個のピクセルLEDを採用。カメラセンサーが他の車両を検出すると、同時に最大5台の車両を遮光することができ、他のドライバーを眩惑させることなく、常に光のパターンを適応させて前方の道路を効率的に照射することができる。また、コーナーでは、ステアリング操作に合わせてライトを照射し、進行方向の道路の視界も確保するとのこと。

 もちろん、ボルボの誇る最先端の安全装備もすべて備わっている。

 保証も充実で、ボルボの新車一般保証は国内販売車種すべて5年間走行距離無制限となっているほか、駆動用リチウムイオンバッテリーについては、8年16万キロの保証付きだ。

 販売はオンライン販売のみになるということだが、先ずはサブスクリプションキャンペーン(100台限定)の抽選受付にて購入者を募集。その後、2022年1月に開設予定の公式オンラインサイトを通じて、サブスクリプション以外のファイナンスプログラムでのオンライン販売を開始する予定とのこと。

 新しいボルボの幕開けとなる「C40 Recharge」、電気自動車に興味のあるユーザーは是非注目してもらいたい1台だ。

 気になる価格は719万円となる。


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