この記事をまとめると
■ポルシェのタイカンに新しいモデルが追加
■GTSの名を冠するモデルで、航続距離は500km越えを達成
■ポルシェの全モデルにGTSをラインアップしたことになった
タイカンに伝統のGTS(グランツーリスモスポーツ)を追加
ポルシェ初のEVとなるタイカンは、ポルシェの名に恥じないハイスペックなEVとして人気を博している。
そんなタイカンに、ポルシェ伝統の「GTS」の名を冠した「タイカンGTS」を発表した。GTSとは「グランツーリスモスポーツ」を意味し、1963年にデビューしたポルシェ904カレラGTS以来、この3文字はポルシェにとって特別なモデルに与えられている。日本では11月17日より販売が開始された。
EVながら、最大504kmの航続距離(WLTP)を備えたこの新しいタイカンは、”500kmの壁”を破った最初のタイカンとなる。 ちなみに、この「タイカンGTS」の登場により、現在のポルシェが扱う全モデルレンジに「GTS」を冠するモデルをラインナップしたことになるとのことだ。
タイカンGTSは、オールラウンダーなスポーツモデルという位置付けになっており、ローンチコントロールの使用時には、440kW(598馬力)ものオーバーブーストパワーを発生するという。静止状態から100km/hまで3.7秒以内で加速し、最高速度は250km/hを達成するスペックを誇る。