世界初公開となるバスも登場し大賑わい
車両展示コーナーでは、内燃機関車が存在感を見せていた。韓国現代(ヒュンダイ)自動車ジャパンが、世界初公開となる大型観光バスユニバースのEDSS(ドライバー異常時対応システム)付き車を出品していた。また、Jバス(いすゞと日野の合弁となるバス製造会社)では、大型路線バスベースのオリジナル“ファン!バス”を、三菱ふそうトラック・バスでは、大型自家用バス エアロスターワンステップをバステクin首都圏初として出品していた。
用品では、エビスソルーションズ/三井物産オートモーティブ、関西電力/ダイヘン、日本ドライケミカル、ホワイトホールラボ、南関東日野自動車、ユニ・トランドがバステクin首都圏初出展企業としてブースを構えていた。
2020年のバステクフォーラムとバステクin首都圏、2021年のバステクフォーラムは、新型コロナウイルスの感染拡大がいまよりも深刻ななかでの開催であったので、どこか“ひっそり”とした雰囲気に会場が包まれていたが、今回は緊急事態宣言も全面的に解除されたなかでの開催となり、新規出展企業や、世界初公開、初出品などが目白押しとなり、さらに各出展企業を見ても、イベントに参加するスタッフの多い企業が目立ち、晴天にも恵まれ、大変賑やかななか、第7回バステクin首都圏は開催されていた。
世界的な原油価格の高騰により、ディーゼルエンジンの燃料となる軽油も高騰している。せっかくの“これから”という雰囲気に水を差す事態ともいえるが、会場内はそれを吹き飛ばすような業界関係者の元気な姿が目立って行いた。