この記事をまとめると
■ウインカーは周囲のクルマに意思表示をする重要な装備
■使うべきところで使わない危険なクルマを見かける
■この記事では5つの事例を挙げて解説する
周囲にクルマがいなくてもウインカーは使うべき
教習所で習ったのとまったく同じようにしろと堅いことは言わない。現実に即して交通の流れをさまだけないことを重視したほうがいいとも思う。しかし、流れを阻害してしまっている例があって、そのひとつがウインカーだ。左右、どちらに進むかをまわりのクルマや歩行者に知らせるのが役割だけに、出していないのに曲がるのは危険だし、待っている分、無駄だったりする。逆に出していたのに、急に消してまっすぐというのも多くはないけどたまにあって、こちらはさらに危険だ。今回はウインカーにまつわる危険なシーンをまとめてみた。
1)ウインカーを出さずにいきなり曲がる
迷っているのかもしれないが、ウインカーを出さないでいきなり曲がるのは周囲が非常に迷惑する。歩行者や対向車などがいないと判断したうえで、本人はやっているので危険度は低いかもしれないが、後ろにいて突然曲がるのは驚いたりするので勘弁してほしい。
2)ウインカーを出さずに車線変更
常日頃からクセにしておきたいだけに、周囲にクルマがいなければ出さなくていいというわけではない。百歩譲って、少なくともいる場合は出してほしい。いきなりねじ込むようにしてくるクルマに限って、ウインカーを出さないことは多いし、出したとしても一瞬だったりする。一瞬では出さないのと同じだし、ねじ込んでからの素早いサンキューハザードは確信的で逆に気分がよろしくない。