2021年のパワーランキングトップは超話題のスポーツカー
3位)ホンダS660
一方、本当に生産終了になってしまうモデルの中では、ホンダS660はパワーランキングのかなり上位に食い込んでくるのは確実です。実際、生産終了が発表されるとあっという間にオーダーストップとなるほどの注文が集まりましたし、その後は中古車相場が高騰、新車以上の価格で取引されるようになりました。
先日、650台の追加生産を行うという発表をした際にもSNS界隈では大いに注目を集めていたようです。
2位)ホンダ・シビック
ホンダでいえばシビックも販売台数の割に注目度の高いモデルという印象があります。2021年、日本でのフルモデルチェンジを発表すると、やれ「こんな大きなクルマはシビックじゃない」、「300万円を超えるシビックなんて信じられない」というオールドファンからの嘆きの声が聞こえてくるようになりました。
もっとも、シビックのメインターゲットである20代のユーザーはそうした価格を納得した上で、あえて6速MTを選んで走りを楽しんでいる人が多いといいます。アンチの声が大きく、本当のファンは黙って応援するというキャラクターなのかもしれません。
1位)GR86/スバルBRZ
本来であればヤリスやN-BOXといった本当に売れているクルマをパワーランキングの最上位に選ぶべきなのでしょうが、2021年に限っていえば、トヨタとスバルが共同開発したスポーツカーGR86/BRZがパワーランキングのトップといえるのではないでしょうか。
2ドアクーペということで、販売台数はそれほど多くはないはずですが、WEBメディア記事への注目度は非常に高いものがあり、多くのクルマ好きが興味を持っているクルマといえます。これからGR86の市販が本格的にはじまり、街中でGR86/BRZを見かける機会が増えてくるはずです。さらに年始の東京オートサロンでも主役級になると予想されますから、ますますその影響力を増していくことでしょう。