ハイビームは雨粒に反射して視界が悪くなることも
その2 ハイビームはご法度
他車への自車アピールという点では、とにかくライトは早めに点灯する。たまに点けていないクルマを見かけるが、自殺行為と言っていい。
ただ、大雨の場合、ヘッドライトをハイビームにすると雨粒に反射して視界が悪くなることもある。場合によってはロービームでも同じことが起こるので、その際はフォグランプを使うと、下から照らすので視界を悪化させることもない。
その3 ワイパーがきかないのに走る
豪雨となると、ワイパーをハイにしてもまったく視界が確保できないことがある。撥水剤を併用するとかなりよくなるが、それでも追いつかない場合は、無理して走らない。
安全な路肩や駐車場などで弱まるのを待つのがベストだが、なんとか進みたいという心理が働くのが人間でもある。ワイパーの効果を基準にして、無理のない判断をしてほしい。
番外編 濡れたカーペットをそのままにしない
靴に付いたり、ドアを開けた瞬間に大量に吹き込んでくるので、大雨の中ではフロアがかなり濡れるのは仕方がない。問題は後日で、濡れた車内をそのままにしない。窓を開けて空気を入れ替えつつ、フロアマットは車外に出してしっかりと乾かしてやる。
そのままにしておくと湿気が溜まることになって、雑菌が繁殖したり、悪臭が発生したりするので注意が必要だ。外に出して乾かす時間がないなら、エアコンをかけて、乾くまでドライブするといい。