油断すると大惨事を招く! クルマで大雨に見舞われたときに「やってはいけない」こと3つ (2/2ページ)

ハイビームは雨粒に反射して視界が悪くなることも

その2 ハイビームはご法度

 他車への自車アピールという点では、とにかくライトは早めに点灯する。たまに点けていないクルマを見かけるが、自殺行為と言っていい。

 ただ、大雨の場合、ヘッドライトをハイビームにすると雨粒に反射して視界が悪くなることもある。場合によってはロービームでも同じことが起こるので、その際はフォグランプを使うと、下から照らすので視界を悪化させることもない。

その3 ワイパーがきかないのに走る

 豪雨となると、ワイパーをハイにしてもまったく視界が確保できないことがある。撥水剤を併用するとかなりよくなるが、それでも追いつかない場合は、無理して走らない。

 安全な路肩や駐車場などで弱まるのを待つのがベストだが、なんとか進みたいという心理が働くのが人間でもある。ワイパーの効果を基準にして、無理のない判断をしてほしい。

番外編 濡れたカーペットをそのままにしない

 靴に付いたり、ドアを開けた瞬間に大量に吹き込んでくるので、大雨の中ではフロアがかなり濡れるのは仕方がない。問題は後日で、濡れた車内をそのままにしない。窓を開けて空気を入れ替えつつ、フロアマットは車外に出してしっかりと乾かしてやる。

 そのままにしておくと湿気が溜まることになって、雑菌が繁殖したり、悪臭が発生したりするので注意が必要だ。外に出して乾かす時間がないなら、エアコンをかけて、乾くまでドライブするといい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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遠藤ミチロウ、岡江久美子

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