この記事をまとめると
■日産には電動化されたコンパクトSUVが2台存在
■ノートクロスオーバーとキックスの違いを解説
■やや陰に隠れがちなキックスの魅力を改めて考察する
まさかの同士討ち! キックスを改めて見直してみよう
先日新たに追加されたノートの派生車種「クロスオーバー」。これはその名のとおり、ノートをベースとし、大径タイヤやリフトアップサスペンション、プロテクター類を備えてSUVテイストをプラスしたものだ。
ただ、日産には同じくe-POWER専売車のクロスオーバーSUVとして「キックス」が存在している。キャラクター的には非常に似通った車種ということになるが、センパイのキックスの魅力はどんなところになるのだろうか?
そもそもキックスは、それまで存在していた「ジューク」のポジションを担う後継車種として投入されている。そのため、ジュークの1.5~1.6リッタークラスに合致するような車両となっているのだが、対するノートは1.2リッタークラスが基本となるため、そもそもの車格が微妙に違っているのだ。
そのため、ボディサイズもキックスのほうが一回り大きく、室内空間はわずかに後発のノートのほうが広くなってはいるものの、ラゲッジスペースは圧倒的にキックスのほうが広く、荷物をたくさん詰んでアクティブな遊びに活用するというのであれば、キックスに分があると言えるだろう。