悪路に強いのはキックス!
またコンパクトカーがベースとなるノートクロスオーバーに対し、最初からクロスオーバーSUVとして生まれているキックスは当然ながら全高の高いSUVらしいフォルムを持っており、着座位置も高めとなっているため、見晴らしも良い。
そのためボディサイズはノートよりも大きいが、視界の良さが運転のしやすさに影響を与え、ボディサイズを感じさせない点も美点と言えるだろう。
そして最低地上高もベース車よりもリフトアップさせて150ミリとなっているノートに対し、キックスは余裕の170ミリを実現。キックスには4WDモデルは存在しないものの、日常使いでゲリラ豪雨に遭遇し、冠水気味の道路を走る際や、レジャーで非舗装路を走るというの安心感においてもキックスが上ということになる。
と、このようにコンパクトカー派生のクロスオーバーのノートクロスオーバーと、最初からクロスオーバーSUVとして生まれたキックスには明らかなキャラクターの違いがあり、ユーザーが選択する幅が増えたということは喜ばしいことではないだろうか。