BMW iXは、コンセプト、デザイン、パワートレインなど、すべてにおいてBMWが次世代を見据えて開発したモデルで、サステイナブル(持続可能性)であることを目的に、パワートレインには電気モーターを採用。大型のリチウムイオンバッテリーの搭載により、1回の充電で長距離(iX xDrive40は450km、iX xDrive50は650km)の走行を可能とした電気自動車だ。
iX xDrive50では、前輪を最高出力190kW、最大トルク365Nmを発揮する電気モーターと、後輪を最高出力230kW、最大トルク400Nmを発揮する電気モーターを持ち、システムトータルで最高出力は385kW、最大トルクは765Nmとなる。リチウムイオン電池容量は303Ahであり、一充電走行距離は650km。
iX xDrive40は、前輪を最高出力190kW、最大トルク290Nmを発揮する電気モーターと、後輪を最高出力200kW、最大トルク340Nmを発揮する電気モーターを持ち、システム・トータル最高出力は240kW、最大トルクは630Nmとなる。リチウム・イオン電池容量は232Ahであり、一充電走行距離は450km。