当事者はパニクっている可能性大! 義務ではないが「事故の目撃者」がとりたい行動5つ (2/2ページ)

ドラレコ動画の提出もできる!

3)ドラレコ動画の提供申し入れ

 事故の状況をドラレコで録画していれば、その動画を提供する意思があることを被害者もしくは警察に申し出ると感謝されるはず。

 筆者の友人は、先日、首都高の都心環状線の合流地点で事故を目撃。

 シチュエーション的に被害者が悪くなる確率が高かったので、即座に110番通報&ドラレコ動画の提供申し入れをするという善行を積みました!

4)信号機がある交差点なら、事故当時どちらが青(赤)だったか伝える

 これも当事者がドラレコで録画していれば不要なことだが、被害者が歩行者、あるいは自転車だったりする場合、加害者が自分に不利なドラレコの動画を警察や保険会社に見せるとは限らないので、目撃証人になってあげると大変感謝される。

 ただし、記憶があやふやだったり、信号をはっきり見たとはいいきれない場合などは、ノーコメントで……。

5)現場や加害者のナンバーを写真でとっておく

 念のため、加害者側のクルマのナンバープレートの写真をスマホで撮っておくのも親切。事故現場で被害者側に気遣いを見せ、話し合ったりしていても、警察に届けず去ってしまうこともあるので、事故現場の様子や加害者のナンバープレートを撮影しておくと親切だ。

 ちゃんと警察を呼んだのなら、消去すればいいだけ。

 繰り返しになるが、事故の目撃者には、とくに対応義務は生じないわけだが、困ったときはお互い様。情けは人のためならずでもあるので、事情が許せば、可能な範囲で上記のようなサポートをしてあげるようにしよう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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