裏技は「二重手袋」! いま流行の「メッシュグリル」の効率的な洗い方とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■最近複雑な形状のグリルが増えている

■メッシュグリルはスタイリッシュだが洗いにくい

■メッシュグリルの効果的な洗車方法を解説する

細かい泡を作るのがポイント!

 最近はデザイン性も上がって、セダンやSUVを中心にして複雑な形状のグリルが増えている。外形自体が複雑なのはいいが、問題は網目部分が細かいということ。レクサスLSなどでは、外側から内側に向かって、メッシュの大きさやピッチが変わっていくという凝りよう。デザインのデジタル化や金型の技術の向上などが背景にはあるのだが、いずれにしても、洗車のときに非常に洗いにくい。

 その昔、BBSなどのメッシュホイールが流行ったときにも泣きながらシコシコときれいにしたものだが、グリルの場合はそれ以上に目が細かったりするし、素材が樹脂なので気を使うことも多い。一体どうやって洗うのがいいのだろうか。

 まず、シャンプーはとにかく細かい泡を立てて、グリルに押し付けるように入れ込んでいく。泡だけでも汚れを浮かせられるので、これでできる限り取り除いておくのだが、ポイントは細かい泡。どうやって作るかというと、希釈タイプのカーシャンプーをまずバケツに入れて、そこに勢いよく水を注ぐだけで簡単に作れる。泡が減ってきたら、洗車用のスポンジをバケツに入れて、強く握ればどんどんと泡を立てられる。

 また、シャンプーは撥水効果があるものを選ぶと汚れがつきにくくなるし、ボディのついでにコーティングがかけておくのもいいだろう。濡れたボディにそのままスプレーできるタイプなら手間もかからない。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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