成功者は「緑」を身につけるという噂も! 緑色のボディが印象的なクルマ7選 (2/2ページ)

輸入車の鮮やかすぎるグリーンもオススメ色!

4)トヨタ 86

 4台目は、2019年に限定で発売された、トヨタ 86の「GTブリティッシュグリーンリミテッド」。ブリティッシュグリーンを名乗ってはいますが、もう少しグリーンが濃く主張しており、生命のエネルギーを感じさせるような印象のカラーです。

 86はそれまでにも期間限定販売で特別色を出してきていて、イエロー、オレンジとビビットな色が続いたのですが、最後はブロンズ塗装のアルミホイールをコーディネートした、気品あふれる1台で締めくくっています。ちなみにこの色は兄弟車であるスバルBRZには存在せず、純粋に86のみの限定色となっています。

5)ポルシェ・タイカン

 5台目は、意外にも古くからグリーンのボディカラーを多く送り出してきているポルシェから、スーパーEV、タイカンのマンバグリーンメタリック。ちょっと明るめのグリーンで、若葉を思い起こさせるような、フレッシュな印象と上質さを併せ持ち、個性的ながらどんな場所にも似合いそうな色合いに仕上げているのはさすがです。

 マンバとはヘビの名前ですが、毒々しい印象はありません。ちなみに数々のグリーン系ボディカラーを出してきているなかで、もうひとつヘビの名前が入っているのが、718ボクスターに設定されているパイソングリーン。パイソンはニシキヘビのことなのです。こちらはもう少し濃いグリーンで、とても存在感のある色となっています。

6)BMW M4クーペ

 6台目は、あまりグリーンのイメージがないかもしれないBMW。M4クーペなどに設定されて話題となったのが、鮮やかかつ個性的なマン島グリーンです。マン島とは、1907年から開催されているバイクレース「マン島TTレース」で有名ですが、BMWには2輪部門もありますので、それにちなんだカラー名だと推測できます。

 同じくレーシーなイメージを持つブリティッシュグリーンとはひと味ちがう視点で、スポーティなイメージを想起させるのがお見事。また、BMWでは「インディビデュアル」というフルオプションシステムのPRで発表したM4コンペティションで、ミント・グリーンというカラーを初公開。これは純正色ではなく、顧客が望めばどんなカラーでも塗装が可能だということを示したものだそうで、夢が広がりますね。

7)ランボルギーニ・ウラカンEVO

 そして7台目は、スーパーカーでグリーンが印象的なモデルといば、ランボルギーニ・ウラカンEVO。古くから鮮やかなボディカラーを伝統的に配色してきたランボルギーニですが、ウラカンの新コレクションとして発表したウラカンEVO Fluo Capsuleではとくに、デザインのラインとシェイプを強調するような鮮烈なバイカラーを採用しています。

 まるで蛍光色のように遠くからでもハッと目を惹くVerde Shockというのがグリーンカラーで、ルーフやバンパー、サイドスカートにマットブラックを配したことで、より鮮やかさが引き立っているのが印象的です。

 というわけで、ひとくちにグリーンといっても、濃さや深み、メタリックの度合いによって、いろんな色味があることがわかりますね。ちなみに都市伝説化されていますが、本物のお金持ちはなぜかグリーンのお財布を愛用するんだとか? 何か成功者を導く特別なパワーがグリーンにはあるのかもしれませんね。皆さんもぜひ、街中でお気に入りのグリーンカラーを見つけてみてください。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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