この記事をまとめると
■同じような時期に出たクルマ同士でデザインがそっくりなクルマが存在する
■そっくりというか、むしろ参考にして似せたという伝説を持つクルマもある
■車種によってはクルマ好きでも一瞬間違える場合もあるとかないとか
まったく違うクルマなのに2台が並ぶとめちゃめちゃそっくり!?
クルマにそこまで興味がない人が言う「クルマの見分けがつかない」というのは、我々クルマ好きからしてみると信じられない発言であるが、なかには本当に見分けがつかないほど似通っているモデルも存在する。
もちろんOEM車や兄弟車ではなく他メーカーの車種なのだが、一瞬では判別が難しいほど似ている車種たちをいくつかピックアップしてご紹介しよう。
1)トヨタ スプリンタートレノ(90系)と日産 シルビア/ガゼール(S12系)
頑なに後輪駆動レイアウトを守ってきたスプリンタートレノ/カローラレビンが初めて前輪駆動となった90系。駆動方式こそ変更されたが、レビンが固定ライト、トレノがリトラクタブルヘッドライトというのは不変だった。
そんな90系カローラレビンとかなり似ているのが1983年に登場したS12型シルビアだ。こちらもリトラクタブルヘッドライトを持ち、2ドアクーペスタイルとなっているだけでなく、前期型ではリトラクタブルライトの前にポジションレンズが備わり、バンパーにオレンジのウインカーが埋め込まれているという配置まで共通だったのである。