この記事をまとめると
■SUV界の王者「レンジローバー」の新型が発表された
■初の7人乗りが設定されるなど、新しい試みが多いモデル
■持続可能素材などを取り入れた同社で革命的な1台となっている
SUV界の絶対王者が伝統と最新技術を調和させた期待の新型を投入
イギリス王室も愛用する、SUVブランドの名門ランドローバー。そんな同社のフラッグシップモデルであるのがレンジローバーだ。「砂漠のロールスロイス」なんて呼び方もされることでお馴染みだ。
そんなレンジローバーに、この度新型が登場した。この新世代の「レンジローバー」は、これまででもっとも洗練性とパーソナライゼーションを極めたモデルと謳っている。
この第5世代となる新型レンジローバーは、息をのむようなモダンさと優雅な美しさ、洗練されたテクノロジー、シームレスなコネクティビティを兼ね備え、これまでもっとも魅力的なモデルに仕上がっている。さらに、レンジローバー史上初の7人乗りが選択できるようになっているのも注目すべきトピックだ。
新型レンジローバーは、後方へ向かってなだらかに下がるルーフライン、水平方向を強調した力強いウエストライン、そして立ち上がるシルラインという伝統的な要素は今回も継承。さらに、アイデンティティでもある特徴的なショートオーバーハングと、格式高いフロントエンド、直立したフロントガラス、テーパー形状でボートテールのようなリヤのデザインも受け継がれている。
なお、今回のワールドプレミアでは、2022年に導入予定の新型「レンジローバー SV」も発表。「SV」モデルは、「RANGE ROVER」のラグジュアリーとパーソナライゼーションを絶妙に調和させ、卓越したクラフトマンシップを取り入れた仕立てとなっている。
レンジローバーSVには、専用のデザインディテールとして、光沢のあるメッキメタル、滑らかなセラミック、複雑なモザイク模様の寄木細工、高品質のレザー、サステナブルな素材である「Ultrafabrics」などを採用。
そして、新たに設けたデザインテーマ「SV SERENITY(エスブイ セレニティ)」、「SV INTREPID(エスブイ イントレピッド)」では、フロントとリヤのコントラストが効いたツートーンカラーのインテリアをラインアップしている。電動で展開できるクラブテーブルや冷蔵庫など、利便性と快適性を備えた高い機能も備えており、最高の乗り心地を提供する4人乗り仕様「SV シグネチャースイート」も選択可能。
まさに、SUVの頂点と言っても過言ではないだろう。
なお、SVラウンデルは、モダン・ラグジュアリーや最高のパフォーマンス、走破能力の実現を目指しているスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)のデザインとエンジニアリングに対する情熱が受け継がれている。今後、SVOが手掛けるすべてのランドローバー・モデルには、すべてSVラウンデルがつくこととなった。