この記事をまとめると
◼︎TOYO TIREのタイヤがグッドデザイン賞を受賞
◼︎独自のタイヤ設計基盤技術が決め手となった
◼︎日本製タイヤらしい技術とデザインの高度な両立を具現化したのがポイントだ
グッドデザイン賞の決め手は「独自のタイヤ設計基盤技術」
日本を代表するタイヤメーカーであるTOYO TIREは、モータースポーツシーンを始め、さまざまな車両に最適なタイヤを数多くラインアップする老舗メーカーだ。新車装着タイヤも手掛けており、その信頼性は世界中で評価されている。
そんな同社が販売するSUV向けの低燃費エコタイヤ「PROXES CL1 SUV」が、1957年から続く、総合的なデザイン評価・推奨を行なう日本で唯一のデザインアワードである「グッドデザイン賞」を受賞した。
決め手は、TOYO TIRE独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用したトレッド部の溝や切り込み、ブロックなどを非対称に配置して機能を分担するパターンデザインの採用だ。SUVのスタイリッシュなイメージに合うように工夫された流麗なデザインと静粛性や耐摩耗性といった性能を高い次元で両立している点が今回のグッドデザイン賞を受賞した決め手となった。
審査員は以下のようにコメントしている。
低燃費と静粛性にこだわったタイヤであることが、見た目からも伝わってくる。トレッドに刻まれたラインは、風のそよぎや水のせせらぎを思わせるような、優しい曲線を描いており、上質な乗り味を提供してくれそうに感じる。左右を非対称とし、外側、中央、内側それぞれの溝を異なる形とすることで、摩耗対策や操縦安定性向上などに配慮している点も見逃せない。日本製タイヤらしい技術とデザインの高度な両立を具現化した製品である。
今後も、最新技術を用いたTOYOタイヤの新製品の登場に期待したい。