この記事をまとめると
■ホンダとスバルは日本に未導入のワイルド系SUVを北米で売っている
■SUVが人気のいま日本でも欲しいというユーザーは多い
■2台の中身を紹介する
ホンダもスバルも北米に「より本物」のヨンクを導入している!
「どうして、北米市場を優先するんだ!?」。そんな声が、日本市場からジワジワと湧き上がっている。
これは、各メーカーから相次いで発表されているワイルド仕様SUVについてである。
たとえば、ホンダの北米法人は2021年9月7日、ミッドサイズSUV「パスポート」をベースとした「トレイルスポーツ」の北米市場導入を明らかにした。
それによると、スタイリングとしてはノーマルのパスポートに比べてラギッド感を強調し、インテリアでもオフロードユースでの汚れを落としやすくするマットなどの採用。そして、走りの面ではグランドクリアランス(最低地上高)を上げ、オフロード走行重視のサスペンションセッティングとタイヤを選定し、トルクベクタリングシステムのi-VTM4の設定もよりハードはオフロード走行を念頭に改良した。
パスポートは日本未発売であるため、トレイルスポーツだけを日本向けにというのは難しいのかもしれないが、CR-Vのさらにその上をホンダ車で求めるユーザーにとっては、とても気になる1台である。