Personal Spaceを使えば、まるで目の前にアーティスト、バンドがいるかのような再現性さえ望むことができるし、サカナクションのライブのように、360度のサウンドに包まれたリスニング環境も可能だ。。まさに国産コンパクトカーとして真のプレミアムを実現したノートオーラに相応しい、終始静かな室内空間が生きるプレミアムなサウンドと言えるのだ。
ただ、ショボいオーディオはさすがにゴメンだ。名曲がそうでなく聴こえてしまうことがあるし、いつも聞いている音楽で、聴こえるべき細やかな音が聞こえないのも許せない。カーオーディオの試聴用として、超大物アーティストのライブ会場の音作りに使われていたさまざまな楽器、アタックのあるサウンドがちりばめられているCD(リッキー・ピーターソンのアルバム「SMILE BLUE」の中のWHAT YOU WON’T DO YOU LOVE/現在廃盤)を持ち歩いているのもそのためだ。BOSEサウンドシステムのようなプレミアムサウンドシステムは、そうした制約ある車内環境で、できるだけいい音で音楽を味わってほしい、という願いが込められている。