速いクルマではなく好きなクルマが速いことが嬉しいのだ!
まず、同じ車種の中で、速い、カッコいいと言われたいし、さらに小さなクルマで大きなクルマに勝つというのはロマンがある。ノーマルではかなわない車体や排気量が大きいクルマに、チューニングで一泡吹かせることができたら快感だ。
スポーツカー好きは、速いクルマなら何でも好きというわけではなく、まず好きなクルマがあって、その好きなクルマをより速く、そして自分流に仕上げたいという思いが強く、それがチューニングに走らせる一番の動機になっている。
したがって、たとえ車体の購入価格以上にチューニング費用をかけたとしても、間尺が合わないことはなく、より価値の高まった、世界に一台の愛車として満足できるかどうかが重要なのだ。