PLaYグレードについては一旦オーダーをストップ!
さらにセールスマンからは、「PLaYについては、今月中旬(2021年10月中旬)にいったん新規オーダーを停めさせていただきます」と続けた。さすがに現状の1年待ち以上に納期遅延を拡大させるわけにはいかないとの判断があるようだ。
ヴェゼルのなかでも、とくにPLaYの納期遅延が深刻となっているのは、専用装備となるパノラマルーフや、2トーンカラーのみのボディカラーなどが、生産する際に手間となり、より納期遅延に拍車をかけているとする情報もあり、とにかくいったんPLaYの新規オーダーを停め、バックオーダーの消化に力を注ごうとしているようである。
ヴェゼルの人気はいまだ衰えていない様子なのだが、そこで気になるのがライバルともいえる、カローラ クロスの納期。こちらについては、トヨタ系ディーラーで話を聞くと、「9月14日の正式発売のタイミングで、すでに納車予定は全体で2022年3月以降となっており、その後も好調に新規オーダーをいただいている状況です。そのため、さらに納期予定が遅延することも考えられます」とのことであった。
とにかく、先が読めない状況となっていることでは、この2台の状況は共通しているようだ。
ヴェゼルのPLaYが欲しい人は、「新規受注が停止しているのならば、受付を再開した時には連絡をくれ」と、最寄りのホンダカーズ店に伝えておくことをお勧めする。