単なるアメリカ版の導入じゃない! 新型レガシィ アウトバックの国内仕様に開発陣が込めた日本のファンに贈る魂 (2/2ページ)

「アイサイトX」を全車標準装備!

 スバル車のなかでフラッグシップモデルと言われて久しいレガシィだが、その名にふさわしい静粛性を得るための部品の使用や補強も施されている。

 たとえば、エンジンルーム内の吸遮音材に部品を追加したり、トランスミッションまわりのインシュレーターには、他車種のものに対して補強がなされている。床まわりに設定されるサイレンサーには、他車種よりもインシュレーターの塗布範囲が拡大されているとのことだ。

 先進安全装備は、「新世代アイサイト」や、3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を全車標準装備。

 エクステリアは、スピード感のあるシルエットに、厚みや力強さを強調したボディパネルと、一体感を増したクラッディングを組み合わせることで、一目見ただけで感じられるアクティブさとタフさが表現されている。

 ボディサイズに関しては全幅1875mmと、従来型と比べて大きくなっているものの、運転席からの視界、見切りを良くしているため、従来型に近い感覚で運転できるとのこと。

 ボディカラーは新たに設定された「ブリリアントブロンズ・メタリック」、「オータムグリーン・メタリック」 、「サファイアブルー・パール」を含む、全9色展開だ。

 インテリアは、乗る人すべてがゆったりくつろげる居心地の良い室内空間によって、レガシィ アウトバックらしさを表現。またハーマンカードンサウンドシステム や本革シート(ナッパレザー)を採用することで、フラッグシップモデルとしての上質感が演出されている。大型センターインフォメーションディスプレイや、フル液晶メーターも採用。

 価格はLimited EXが429万円、X-BREAK EXが414万7000円(税込み)となっている。

 レガシィがフラッグシップモデルであり続けるための、クルマづくりへの情熱を窺い知ることができた。

<SUBARUオフィシャルWebサイト 新型レガシィ アウトバック>


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