これぞ史上最強のR26Bのディスプレイモデルだ!
注目なのが、4ローター用エキセントリックシャフトのモデル化で、これはモデル化するということが初めての試みだという。また、各ローターは1番ローターの固定位置に合わせ、実物と同じ位相で設定される。
さらに極めとなるローターハウジングは細かなウォータージャケットの再現は基より、レース仕様の証であるインテークペリフェラルポートは、マニホールド側と燃焼室側の微妙な形状の違いまでも忠実に再現することに成功している。
エンジンモデル本体は2018年に発売した仕様に対し、リニア可変吸気システムの駆動ワイヤーの取りまわしやコッグドベルトの追加など細部に改良を加え、より完成度を高めている。
エキゾーストマニホールドとマフラーは、マツダ787Bの実車でもサイドポンツーンとインダクションボックスに遮られ、ほとんど見ることのできない部分だが、このエンジンモデルによってはじめてその形状や取りまわしが明らかになっている。また、マニホールド集合部とそれに続くエキゾーストパイプを固定する特異な形状のジョイントスプリングも再現し、ファンが唸ること間違いなしの究極のディスプレイモデルとなっている。
受注生産品となっており、価格は17万9000円。購入はMZ RacingのHPからできる。
ファンなら確実に抑えておきたい逸品だ。