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気がつけば「クルマのリヤ」がスッキリ! 最近デザインを台無しにしていた「2つのステッカー」が消えたワケ (1/2ページ)

気がつけば「クルマのリヤ」がスッキリ! 最近デザインを台無しにしていた「2つのステッカー」が消えたワケ

この記事をまとめると

■最近クルマのリヤウインドウに貼られていた燃費と排ガスのステッカーが消えた

■もともとデザインを害するとオーナーからは不評

■なくなったワケではなく貼っても貼らなくてもいいという判断になった


もはやエコなのは当たり前の時代

 気が付いている方もいると思うが、クルマのリヤウインドウに貼られていた、いわゆる燃費と排気ガスのステッカーは最近出た新型車には付いていない。それぞれ、緑の地色で地球みたいなデザインの「燃費基準+●●%」というものと、青い地色で燃費基準と同じだ円の「低排出ガス車」とあって、基準に対して●●%低減と添えられた表示になっていて、かなりお馴染みだった。

 これら、いつから貼られているかというと、排ガスは2000年からで、燃費は2004年から。それぞれ1999年に基準が改定されたことによるもので、国土交通省としても、環境や資源に対する意識をもってほしいということから、けっこう大ぶりなステッカー(標章)を貼るようにしたという経緯がある。

 それが廃止となったのは、同じく国土交通省からの通達が各メーカーにあって、2021年4月1日以降の生産車は貼らなくてもよくなったから。貼らなくてもいいというのは、じつは貼ってもよくて、カタログに表記するか、従来のようにステッカーを貼ってもいいという二者択一になっている。

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