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「邪魔だ!」の煽りイメージもある! 対向車への合図に使う人も! クルマの「パッシング」ってそもそも何目的の機能? (1/2ページ)

「邪魔だ!」の煽りイメージもある! 対向車への合図に使う人も! クルマの「パッシング」ってそもそも何目的の機能?

この記事をまとめると

■ウインカーレバーを手前に引くことでパッとハイビームが点灯する機能をパッシングと呼ぶ

■これはもともと「追い越し合図」のために搭載されている

■使い方によって「妨害運転」と見なされることもある

パッシングは「追い越し合図」のためのもの

 多くの国産車においてウインカーレバーを手前に引くと、ヘッドライトのハイビームをパッと点灯させる(ロービーム点灯時にはハイビームと瞬時に切り替わることもある)ことができる。

 この機能をパッシングと呼ぶ。パッシングとは日本語で追い越しのことでヘッドライトの点滅によるパッシングは「追い越し合図」のために備わっている。

 話題のあおり運転においては、パッシングを使うこと自体があおり行為のように捉えられているキライもあるが、追い越し合図としてパッシングを利用することは本来の行為であり、正当なのだ。

 追い越そうとしている車両に対して2~3度パッシングライトを点滅させて、接近している車両がいることを伝えるのが、追い越し合図としての正しい使い方といえる。

 そのほかドライバー同士のコミュニケーションとしてもパッシングライトは活用されている。たとえば、対向車に対するパッシングは、「お先にどうぞ」、「この先危険あり」といった意味合いとして使われていることが多い。

 ただし、こうした使い方については慣習的なものであって、明確なルールがなく、意味合いについての理解が異なるとトラブルの元になってしまうこともあるので、推奨されるものではない。このあたり、サンキューハザードにも通じる話だ。

 さらに、パッシングは悪意の表現として使われることもある。

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