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日々見かける「トラック」は何を運んでる? 積荷ランキングが面白かった! (1/2ページ)

日々見かける「トラック」は何を運んでる? 積荷ランキングが面白かった!

この記事をまとめると

■トラックは日本の物流の要であるだけに目にすることは多い

■しかし箱形のトラックが何を運んでいるかまでは見えない

■いくつかの統計から日本のトラックが何を積んでいるのかを解説する

機械を運んでいるトラックが多い

 日々目にするトラック。日本の物流を支えて、我々の暮らしもトラックなしでは成り立たないと言っても過言ではない。しかし、大量に走っているトラックが何を積んでいるのかという、正直はっきりとわからないというのが実際だ。もちろん宅配便のロゴが付いていれば、小さな荷物を大量に積んでいるということはわかるし、キャリアカーであれば丸見えなので自動車を運んでいることがわかる。また石油や化学薬品のように、品目が掲示してある場合もわかりやすい。

 わからないのは、いわゆる箱車で、運送会社の名前が書いてあるだけのトラックだ。今回は統計から、日本のトラックが何を積んでいるのかを見てみた。

 まずは総務省統計局のデータから見てみよう。統計局のデータと言えば、餃子の消費量といったかなり細かいものとなっているのが特徴で、トラックが運んでいるものも当然ある。令和元年度では下記のようになる。

1位 機械 494,600,000トン
2位 砂利・砂・石材 426,866,000トン
3位 日用品 333,032,000トン
4位 食品工業品 224,046,000トン
5位 製造食品 220,245,000トン

 ただし、これは軽貨物を除くだけで、小型から大型まですべて含まれているデータとなっている。統計としてはもうひとつ、日本自動車工業会のデータも10トンクラスに限定した数値も載っていて興味深い。

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