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ほとんどの人が「完全放置」でイザというとき「使えない」! 「スペアタイヤ」のチェック方法と交換時期 (2/2ページ)

ほとんどの人が「完全放置」でイザというとき「使えない」! 「スペアタイヤ」のチェック方法と交換時期

この記事をまとめると

■最近は減ってきてはいるものの、スペアタイヤを積んでいるクルマがある

■しっかり管理をしておかないとイザという時に使えない

■この記事ではメンテナンス方法や替え時について解説する

定期的に空気圧のチェックを!

 最近ではパンク修理剤が普及していて、スペアタイヤを積んでいるクルマはかなり減ってきている。それでもSUVといった大型&大径のサイズなどではスペアタイヤを積んでいるし、スズキ・ジムニーやトヨタ・ランドクルーザーなどは無事に帰るために、今でも積んでいる。

 スペアタイヤはその昔はほかの4本と同じものだったし、1970年ぐらいからは応急用のテンパータイヤ(テンポラリータイヤ)が主流となっている。上記の大型SUVに積んでいるのも少々ユニークな形のテンパータイヤだったする。

 いずれにしてもタイヤなので、管理が必要だ。怠るといざというときに使えなくて、積んでいた意味がなくなりかねない。

 まずは空気圧管理だ。そもそもテンパータイヤの場合、ゴム部分のサイズがかなり小さいこともあって、ボディをしっかりと支えるために空気圧は高めで、420kPa(キロパスカル)というのが一般的だ。装着しているタイヤに比べて外側からの圧力がかからないので、標準タイヤほど抜けるのは早くはないが、それでも抜けるので半年ごとでの点検は必要。

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