この記事をまとめると
■最近は減ってきてはいるものの、スペアタイヤを積んでいるクルマがある
■しっかり管理をしておかないとイザという時に使えない
■この記事ではメンテナンス方法や替え時について解説する
定期的に空気圧のチェックを!
最近ではパンク修理剤が普及していて、スペアタイヤを積んでいるクルマはかなり減ってきている。それでもSUVといった大型&大径のサイズなどではスペアタイヤを積んでいるし、スズキ・ジムニーやトヨタ・ランドクルーザーなどは無事に帰るために、今でも積んでいる。
スペアタイヤはその昔はほかの4本と同じものだったし、1970年ぐらいからは応急用のテンパータイヤ(テンポラリータイヤ)が主流となっている。上記の大型SUVに積んでいるのも少々ユニークな形のテンパータイヤだったする。
いずれにしてもタイヤなので、管理が必要だ。怠るといざというときに使えなくて、積んでいた意味がなくなりかねない。
まずは空気圧管理だ。そもそもテンパータイヤの場合、ゴム部分のサイズがかなり小さいこともあって、ボディをしっかりと支えるために空気圧は高めで、420kPa(キロパスカル)というのが一般的だ。装着しているタイヤに比べて外側からの圧力がかからないので、標準タイヤほど抜けるのは早くはないが、それでも抜けるので半年ごとでの点検は必要。