全長が長くて低いルックスはまさにスーパーカー!
3)ミツオカ オロチ(全高1180mm)
車名からもわかるように、日本神話に登場するヤマタノオロチに着想を得た有機的なデザインが特徴のミツオカ オロチ。メーカー自らが「ファッションスーパーカー」と呼ぶように、圧倒的な動力性能を誇るスーパーカーとは一線を画す存在となっていた。
そのため、パワートレインは233馬力のトヨタ製3.3リッターV6エンジンと5速ATの組み合わせとなっており、運転する上での気難しさは皆無(とはいえ全幅2m超は気を遣うが)。
全高は低く、サイドシルも大きめとなっているが、一度シートに収まってしまえば意外なほど窮屈さを感じないのもファッションスーパーカーたる所以だろうか。
4)ホンダ S660(全高1180mm)
惜しまれつつも来年3月を持って生産が終了することがアナウンスされたS660。すでに来年3月までの生産分は完売となっており、それに伴って現在は中古車価格が高騰していることでも話題となっている。
そんなS660は、ミッドシップレイアウトかつオープンモデルの軽自動車ということでビートとの共通点も指摘されることが多いが、全高においても1175mmだったビートと5mmしか違わない1180mmとなっている。
この全高は現在のホンダのラインアップのなかでは(完売はしたが、今のところS660は現行モデル扱いだ)もっとも低いものとなっており、NSXの1215mmをも下まわる。
ただ、もともとサイズに制約のある軽自動車な上に全高も低いためさぞかし窮屈かと思いきや、一度シートに収まってしまえば、しっかりとしたシートと相まって意外にも快適。ただし収納スペースが皆無なのは致し方ないところだろうか。