この記事をまとめると
■ランクルと同価格帯で選べるSUVは多数ある
■走破性や性能面でランクルを上回る車種も
■ランクルにはないPHEVもオススメだ
5年待たなくたって楽しい本格SUVがこれだけある!
いよいよファン待望のトヨタ・ランドクルーザーの新型、300系が登場した。しかし、である。すでに納期は数年待ちと言われ、今乗っているクルマの車検やコンディションなどで、そこまで待てない!! という人もいるはずだ。何しろ、トヨタのサイトのランドクルーザーのページには、「2021年8月2日に発表した新型ランドクルーザーにつきまして、ご注文をいただいてからお届けするのに多大な時間を要する見通しとなっておりますことを、心よりお詫び申し上げます」とあるほどだ。
そこで、ランドクルーザーを待てない人が、オフロードモデルとして満足できそうなクルマをピックアップしてみた。なお、価格帯は、新型ランドクルーザーの510~770万円という価格が基準である。
とはいえ、国産車のなかで、ランドクルーザーに匹敵するクルマはあるようでない。で、世界を見渡してみると、あります。
1)ジープ・ラングラー
まずは、よりハードでワイルドなキャラクターかつ、オフローダーとして世界最強の性能を持つと言われている、シープ・ラングラーだ。
現在はその4代目で、ランドクルーザーのようなタフ with ラグジュアリーさはないものの、武骨さゆえの頼もしさがあり、走破性という点では大いに満足できるはずである。価格も、4ドアの「ジープ・ラングラーUNLIMITED SPORT 3.6リッター」 558万円~と対等である。
今なら、ジープの原点をオマージュしたラングラー・アンリミテッド・ウイリィスという特別仕様車もある。
2)ランドローバー・ディフェンダー
いやいや、ランドクルーザーの代わりだから、もっと高級感あるオフローダーが欲しい、というなら、砂漠のロールスロイスと呼ばれるレンジローバーの仲間である、ランドローバー・ディフェンダーがある。
さすがにレンジローバーは高価すぎるが、このディフェンダーなら価格は551万円~と、ランドクルーザーと変わらない。しかも、最新モデルはランドローバー史上最強のタフネスさと走破性を備えていると謳われ、最大深度900mm! の渡河性能さえ備えている強者だ。
もちろん、見た目のタフネスさとともに、ランドローバーならではの高級感を備え、それは内外装に及ぶから、ランドクルーザー待ちの人でも、十二分に満足できるに違いない。