199.9万円〜とカローラシリーズらしいプライス
足まわりはフロントにマクファーソンストラット式、リヤには2WDモデルは新開発のトーションビーム式、E-Fourにはダブルウィッシュボーン式が採用された。2WD車のトーションビーム式は、大型ゴムブッシュと合わせることでしなやかで上質な走りを実現し、E-Fourのダブルウィッシュボーン式は、アーム類の取り付け位置を最適化したことで、安定性と応答性を高次元で両立している。最小回転半径はクラス最小レベルの5.2mを実現(2WD、18インチ装着時)し、狭い道や駐車場などでの取りまわしも軽快に行える。
また、カローラクロスには、あらゆるシーンでドライバーを支援する最新のToyota Safety Senseを全車標準装備する。そのほか、グレードによってはパーキングサポートブレーキとバックガイドモニターも標準装備。さらに、障害物の有無にかかわらずペダル踏み間違い時の急加速を抑制するプラスサポートも設定されている(販売店装着オプション)。
ハイブリッド車には、アクセアリーコンセント(AC100V/1500W)と非常時給電モードをオプション設定、停電などの非常時には家電製品が使用可能な非常用電源として活用できるというのも頼もしい。
と、このように魅力的な佇まいと装備を誇るカローラクロスは、そのプライスも219万9000〜319万9000円と、非常にお求めやすいプライスになっているのもうれしい。
ちなみにカローラクロスは、クルマのサブスクリプションサービス「KINTO」でも利用可能。スタイリッシュなアルミホイールやルーフレールなどの装備をつけたSグレード(ハイブリッド車・2WD)の場合なら、月額2万7390円(税込)から乗ることができる。
スタイリッシュで実用的で、そして何よりもお求めやすいプライスと、3拍子揃ったカローラクロス。人気が爆発することは容易に想像することができ、実際、すでに事前予約を1万3500台ほど抱えているようだ。コンパクトSUVの決定版となるか、今後にも注目だ。