この記事をまとめると
◾︎フォルクスワーゲンが国際モーターショーでエントリーユーザー向けのEVを発表
◾︎駆動方式はFFで、航続可能距離は約400kmほど
◾︎車内で映画やゲームが楽しめるプロジェクターなどを装備
エントリーユーザー向けの誰もが親しみやすいEVへ
フォルクスワーゲンは、ミュンヘンで開催予定の国際モーターショー「IAA MOBILITY 2021」で、コンパクトなクロスオーバーEVのコンセプトカーを発表した。
モデル名は「ID.LIFE(アイディ.ライフ)」となり、持続可能性、デジタルテクノロジーなどの要素を取り入れたデザインと革新的なインテリアを具現化。フォルクスワーゲンは、2025年までに、先に展開しているEVシリーズ「ID.ファミリー」にスモールカーセグメントの新車導入を決めている。「ID.LIFE(アイディ.ライフ)」はそれを示唆するモデルと考えられる。
販売価格は、EVのエントリーユーザーを取り込むことも視野に入れていることから約2万ユーロからとのこと。
駆動方式は前輪駆動を想定。出力は234馬力で、0〜100km/hを6.9秒で加速し、バッテリー容量は57kWh。WLTP換算で約400kmの走行が可能だという。