この記事をまとめると
■新型Sクラスに「S 580 4MATIC」と「S 580 4MATIC ロング」を追加
■最高出力503馬力、最大トルク700N・mの4リッターV8エンジン+ISG搭載
■「S 580 4MATIC」が1611万円、「S 580 4MATIC ロング」が1953万円
503馬力のV8ツインターボ搭載のSクラスが登場
いつの時代も、その時点でメルセデス・ベンツの持てるすべての技術が投入され、世界の自動車の指標とされてきたSクラス。現行モデルとなる7代目Sクラスは、2021年1月に直6+48Vマイルドハイブリッドのモデルが導入されている。
そんなSクラスに、4リッターV8ツインターボ+48Vマイルドハイブリッドの最上位モデル、「S 580 4MATIC」と「S 580 4MATIC ロング」が発表され、先行予約の受付を開始した。
搭載される4リッターV8ツインターボは、最高出力503馬力、最大トルク700N・mで、低中負荷域で祈祷休止する機能を備えた燃費性能にも配慮されたユニット。このエンジンに最高出力20馬力(15kW)、最大トルク208N・mを発生するISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)が組み合わせられる。
ISGは、回生ブレーキによる発電も行い、約1kWのリチウムイオンバッテリーに充電することが可能で、エンジンの低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と力強い加速を実現している。
これにより、シフトチェンジに要する時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを実現している。