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大ヒット確実なのに「不安」が募る! 「カローラ クロス」発売を控えた販売現場の悩み (2/2ページ)

大ヒット確実なのに「不安」が募る! 「カローラ クロス」発売を控えた販売現場の悩み

この記事をまとめると

■まもなくトヨタから「カローラ クロス」が国内デビューする

■販売現場からは不安の声がいくつか聞かれる

■事情通やセールスマンから聞いた内容とともに解説する

短い予約受注販売期間でひとり3台以上がノルマ

 9月14日にトヨタから、“カローラ クロス”がいよいよ国内デビューする。発売されればヒット間違いなしともされているが、販売現場で話を聞くと反応がいまひとつ鈍くなっている。

 まずは予約受注販売期間が短めだということ。予約受注段階でもかなりの注文が入るのではないかとされていたのがカローラ クロス。本来ならお盆休み前、下手したら7月下旬にでも、スタッフ向けの商品知識勉強のための資料となり、予約受注販売のツールにもなる“デジタルスタッフマニュアル”の配信や、セールスマンへの価格の通知などが行われても不思議ではなかったのだが、発売1カ月前(お盆休み明けあたりから)を切った時期あたりから始まっていたようなのである。

 これについては、昨今の半導体供給不足がなかなか読み切れない状況となっており、そのため発売スケジュール自体変更となる(遅れる)可能性もあり、早めに動くことができなかったともされている。

 ただ、予約受注販売期間が短いにも関わらず、セールスマン向けの販売促進コンペのようなものが行われているディーラーもあると聞く。事情通は「正式発売までに、ひとり3台以上受注するようにと、販売現場には指示が出ているようです」と話す。

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