1回目のモデルイヤーを迎えて進化を果たした! ポルシェ初のEV「タイカン」がアップデート (1/2ページ)

この記事をまとめると

ポルシェ初のEV「タイカン」がMY22へと進化

■システムの見直しなどで航続距離が伸びた

■カラーオーダーも可能となっている

ポルシェ初のEVがMY22へアップデート

 昨年登場したポルシェ初のEVであるタイカンが「2022年モデル」へアップデートを果たした。

 今回の最新バージョンでは、バッテリーサイズの拡大は行われていないものの、システムの見直しにより航続距離を伸ばすことに成功。これを実現するために、幅広い技術的進化が盛り込まれている。

 ノーマルおよびレンジモードでは、フロントの電気モーターはほぼ完全に切り離され、4WDモードでは部分負荷時には無通電状態になる。さらに、コースティング時や停車時には、前後いずれのアクスルにも駆動力が伝達されないように仕様を変更。この電気フリーホイール機能により、ドラッグ損失が抑えられることとなっている。しかし、ドライバーがアクセルオンにした際など、出力を要するときはドライビングモードを変更すると、再びミリ秒以内にモーターがオンになる。


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